ちょっと一息:やっぱりカメラは沼だった…
今週のお題がちょっと面白そうだったので、参加してみます。
やっぱりカメラは沼だったよね
沼と言われたら私の場合はカメラ。
北海道にいる友達がカメラにハマり、東京に遊びに来た時に
「お姉ちゃん、一緒に写真撮ろうよ!一眼レフで写真撮るの楽しいよ」
と言って私を有楽町のビックカメラに連れて行ったのが始まりでした。
それまでも写真を撮るのは好きだったのと、叔父がアマチュアのカメラマンだったのでお家にカメラがたくさんあるということで興味はあったものの、使い方を知っている叔父は他界し、遺品としていただいたフィルムのカメラは大切にしまっておくだけ。
私が写真を撮るのはもっぱらiPhoneのカメラでした。
強引なのは一緒に楽しみたかったから
妹みたいに可愛がっていた元後輩の友達
そんな友達に誘われたら大抵のことは一緒にやったけど、今回は…
「カメラなんて良くわからないよ」
とかき氷を食べながら(笑)ずっと言っていました。
でも、友達はずっとカメラ一緒にやろうと推しまくり(笑)
「私と同じのにすれば使い方は教えるよ!絶対楽しいよ!」
と羽田空港に行く前に有楽町のビックカメラに私を連れて行った友達。
カメラ大好きな友達と一緒にたくさんのカメラを見たら、何だか楽しそうでちょっと気持ちが揺らぐよね。
でも一眼レフが思った以上に重かった
これでレンズも持つの?無理無理。
「重いし、やっぱり無理かなー」
と言い始めた私にアドバイスをくれたのは店員さんでした
アドバイスしてくれた店員さんとの出会い
今まで説明していてくれた店員さんが
「それだったミラーレスにすれば?」
とおすすめのミラーレスを紹介してくれました
そこからは、一眼レフとミラーレスで何が違うのか、写真を撮った時のメリットデメリットなど、初心者の私でもわかるように丁寧に説明してくれました。
「もしカメラを買ったら何を撮りたい?」
「どんな写真が好き?風景?人物?」
などなど、好みを細かく聞いてくれて、オススメしてくれたのがOLYMPUSのOM-D E-M5 Mark IIでした。
一眼レフより軽くオールドカメラのような見た目にかなり気持ちが傾きました。
でも、普通のミラーレスよりは全然重いです。ほんと、重いです。
ただ、お値段見てびっくり!
さっき見てた一眼レフより数万円高い!
レンズとか色々必要なもの全部揃えたら軽く10万円越え…
さすがに勝手に買えないと思い、いったん保留に。
「買ったら絶対一緒に旅行に行こうね!」
別れるまでずっと言ってくれていた友達。
そうか、カメラを買ったら旅行に1つの楽しみが増えるんだ!そう思ったら少しワクワクしてきました。
でも、冷静になって考える時間も欲しかったので、この時点で買わずに保留にしてよかったと思いました。
家族会議実施
私の場合一人暮らしではなく母と一緒に住んでいるので、高額な買い物をするときは割と相談します。
自分のお金で買うんだから勝手に買えばいいじゃん!って思うかもしれないのですが、私のお給料は我が家の生活費や家計費でもあるのです。
なので今回も高額なお買い物、しかもカメラ…と考え相談することに。
私は子供の頃から母に何かを認めてもらいたかったり分かってもらいたい時には実際に見てもらって確かめて貰うことがとても多く、今回もカメラを買った後に行動の幅が広がり色々お金がかかる事も増えるなと感じたので、カメラが欲しいのと一緒に欲しい理由として友達と写真旅行に行きたい、ディズニーなどで写真を楽しみたい事を伝え、実際のカメラを一緒に見に行ってもらいました。
最初は本当に猛反対で、そんなお金あるなら貯金しなさい!とか叔父ちゃんのカメラ(フイルム)があるでしょ!と散々言われました。
それは私もそう思う。
でも、叔父のカメラはフイルムだし、趣味が旅行とかディズニーなので楽しみを1つ増やしたいんだ!と何度も話して一緒に有楽町のビックカメラに行ってもらいました。
偶然の再会
やっと説得して母とビックカメラへカメラを見に行った時、偶然にも前にミラーレスの説明をしてくれた店員さんがいました。
声をかけるか迷っていたら、店員さんから声をかけていただき、母も一緒だったのでもう一度カメラの説明をしていただくことに。
そして悩みに悩んで、店員さんがオススメしてくれたOLYMPUSのOM-D E-M5 Mark IIを買いました。
実はこの店員さん、富士フイルムから派遣された店員さんだったそうです。
でも、初心者の私が初めてのカメラでやりたいと思った事を難しくなくできるのはと考えた時、OLYMPUSの方がいいなと思い自社ではなくOLYMPUSのを勧めてくれたそうです。
今思い出してもこの店員さんと出会ったてなければ、多分絶対カメラは買ってなかった。
このご縁のおかげで私はとても楽しい趣味ができ、とても楽しい日々を送れています。
沼は沼でもキラキラ楽しい世界を見せてくれる素敵な沼
カメラは沼だと思う。
それはすっごーく思います。
1つ1つに本当にお金がかかる。
こんな写真撮ってみたい!と思っても初期投資が高過ぎてなかなか手が出ないし、何かに特化しているものが多いから欲しいものはたくさん出てきちゃうのが現実です。
私もこの後にズームレンズと単焦点レンズを買いましたが、これだってかなり悩んでお小遣い貯めて買ったもん。
でも、そうやって手に入れたレンズと一緒にファインダー越しから見る様々な景色や表情は本当に楽しい。
買ってよかったと思うし、今では母と旅行に行った時は一緒に写真を楽しんでいます。
もちろん、私にカメラを勧めた友達とも去年広島に写真旅行してきました。
写真を撮るという目的で初めて行った旅行。
凄く楽しくて、今年も一緒に行きたいねと話しています。
ディズニーにも写真という目的でも行くようになり、一緒に写真を撮りに行く友達もできました(*´ω`*)
このお友達、偶然にもカメラが一緒なのでレンズの貸し借りもできて楽しいです!
写真が目的でお出かけするお友達もできたし、母が好きな公園巡りに一緒に行く事も増えました。
沼に飛び込んで良かった
私の場合、全てはこの一言から沼への旅が始まりました
「お姉ちゃん、一緒に写真撮ろうよ!一眼レフで写真撮るの楽しいよ」
今の職種に転職して10年ちょい、どの会社も残業多くて週末は家でぐったりしていたりだらだらと過ごしていた私が、カメラと一緒に色々な所に行き、色々な景色を見るようになりました。
人見知りで幼馴染か会社の元後輩くらいしか遊ばなかったのが、カメラを買ってからは同じ趣味を通じて人との繋がりが広がりました。
何より一番嬉しかったのは、母からカメラストラップをプレンゼントされたことです。
あー、きちんと話して良かった。
理解してくれて、一緒に楽しんでくれて良かったと思いました。
カメラは沼だと思う。
でも、その沼に飛び込んでみたら思った以上にキラキラした世界が広がる底なし沼でした。
おしまい。
長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
今週のお題「私の沼」